世界に3台だけの金色の2000GT
世界に3台しか存在しないトヨタ2000GTです。私が初めて金色ボディの2000GTを直に見たのは2010年の東京コンクールデレガンスでのことで、あちらは後期型でした。東京コンクールデレガンスの2000GTが純正での金色ボディだったかはわかりませんが、当時撮ったビデオカメラの映像を今ふり返って確認したところ、こちらのヤマハの純正色とは少し色味が違って見えます。屋外で非常に日射しの強い日だったからかもしれませんが、あちらはもっと今風のキラキラ感でした。さてあちらも純正だったのか否か、ちょっと気になります。
ヤマハによるトヨタ2000GTの車両解説
ヤマハによる2000GTの展示説明は次の通りとなりますが、一般的な2000GTの説明と比べ力点が違ってて面白いですね。こういう感じで「日野自動車によるFJクルーザーの説明」だとか「マツダによるアバルト124スパイダーの解説」があったら是非読んでみたい、そう思いました。
『流麗なフォルムと先進的なメカニズム。日本の名車として今もその名を残すトヨタ2000GTは、トヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発・生産した。6気筒DOHCエンジンは、ヤマハ発動機のチューンナップによって標準仕様で150psと当時としては驚異的な出力を発生。レース仕様は200psに達し、1966年の鈴鹿1,000キロ耐久レースに優勝して信頼性の高さも実証した。この2000GTの他にもトヨタ1600GT、トヨタ7を共同で開発し、それ以降はエンジン部門の開発、生産においてトヨタ自動車とヤマハ発動機の連携が続いている。』