2つの点で貴重な車両
こちらのマツダCT型の消防車は本館の離れに展示されてあったのですが、この消防車は二重の意味で貴重な車両と言えます。まず、オート三輪の消防車という時点で非常に珍しい存在です。一般展示されてある他のオート三輪といえば、福山時計自動車博物館か、あとは小田原の消防署で展示されてあるくろがね号くらいです。さらに、そもそもマツダCT型のオート三輪自体がほとんど現存してないため、そのCT型の展示車ということでも本当に希少車両です。
九州自動車歴史館では決して日の当たる場所とは言えない場所にある消防車ですが、見ておいて損はないので是非ご覧いただければと思います。