自動車博物館巡り

【世界に1台のBMWスリーホイーラーを見に行こう!】
  • 博物館から選ぶ
    • ツカハラミュージアム
    • 那須クラシックカー博物館
    • 那須PSガレージ
    • サーキットの狼ミュージアム
    • ホンダコレクションホール
    • 魔方陣スーパーカーミュージアム
    • 伊香保おもちゃと人形 自動車博物館
    • 日本自動車博物館
    • ワクイミュージアム
    • メガウェブ・ヒストリーガレージ
    • ヤナセ世田谷ミュージアムスペース
    • 警察博物館
    • 消防博物館
    • 日野オートプラザ
    • 「食と農」の博物館
    • 日産ヘリテージコレクション
    • 河口湖自動車博物館
    • ヤマハ・コミュニケーションプラザ
    • スズキ歴史館
    • トヨタ博物館
    • 三菱オートギャラリー
    • 童夢エントランスホール
    • ヤンマーミュージアム
    • ジーライオンミュージアム
    • 堺市ヒストリックカーコレクション
    • マツダミュージアム
    • 福山自動車時計博物館
    • 日本の名車歴史館
    • 九州自動車歴史館
  • 期間限定イベントから選ぶ
    • アウトガレリアルーチェ
    • サステイナブルZoom-Zoomフォーラム
    • 東京モーターショー
2016
30
Nov
【世界に1台のBMWスリーホイーラーを見に行こう!】

はじめに

 世界に1台しか存在しないBMWのスリーホイーラー(3輪車)です。1933年式となっていますが、正確な生い立ちについてはよくわかっていません。私は堺市のヒストリックカーコレクションが大阪各所のイベントで展示される際にはその都度できるだけ足を運んできましたし、竹城台倉庫の見学会にも足を運んで来ましたが、このスリーホイーラーを見たほとんどの方が「え、こっちが前なの!?」と驚かれていました。タイヤが一輪ではなく二輪のほうが前となるので、1枚目の画像は後ろから撮影したものとなります。

一応FRとなるBMWスリーホイーラーの基本スペック

 トランスミッションは前進3段と後進1段で、サスペンションはフロントとリア共にリジット式リーフスプリングとなります。ステアリングはポールジョイント形式で、空冷単気筒OHVの396ccシングルキャブエンジンは3,000rpmで最高出力15馬力を発揮します。ボア×ストロークは56.0×76.0です。

 ちなみに、このスリーホイーラーはBMW公式にはFRとなっているのですが、FRと言われればそうとも見えるけど、MRでも良いようなそうでもないような、そんなFRに見えてしまいます。

堺市による車両説明

 堺市が平成18年に行ったヒストリックカーコレクション基礎調査報告書内における、スリーホイーラーの車両解説は次の通りとなります。

 『BMW社が手掛けた唯一の商用車で、世界に一台しか現存しないと言われている超希少車。前2輪・後1輪のスリーホイーラーと呼ばれている。エンジンはBMWのバイク用を流用していて、自動車とバイクの中間的なメカニズムが興味深い。』

BMWスリーホイーラーの中古車をお探しの方へ

 残念ながら、市場に出てくることはまずないと思われます。世界に1台しかないと言われているこの車両ですが、実際これまで何度も調べてみましたが、こちらのドイコレクション以外でスリーホイーラーの姿を見かけてこともありませんし、情報すら垣間見たことがありません。資料価値が高い完全な博物館モノです。非現実的ですが、現所有者の堺市から買い取る以外の選択肢はないと思われます。非現実的ですが。


堺市ヒストリックカーコレクション一覧へ
全博物館のBMW一覧へ
全博物館のスリーホイーラー一覧へ
  • Tweet
  • Share
  • +1
  • Hatena
  • Pocket
  • RSS
  • feedly
  • Pin it
Copyright ©  自動車博物館巡り All Rights Reserved.
2016
30
Nov

【世界に1台のBMWスリーホイーラーを見に行こう!】

はじめに

 世界に1台しか存在しないBMWのスリーホイーラー(3輪車)です。1933年式となっていますが、正確な生い立ちについてはよくわかっていません。私は堺市のヒストリックカーコレクションが大阪各所のイベントで展示される際にはその都度できるだけ足を運んできましたし、竹城台倉庫の見学会にも足を運んで来ましたが、このスリーホイーラーを見たほとんどの方が「え、こっちが前なの!?」と驚かれていました。タイヤが一輪ではなく二輪のほうが前となるので、1枚目の画像は後ろから撮影したものとなります。

一応FRとなるBMWスリーホイーラーの基本スペック

 トランスミッションは前進3段と後進1段で、サスペンションはフロントとリア共にリジット式リーフスプリングとなります。ステアリングはポールジョイント形式で、空冷単気筒OHVの396ccシングルキャブエンジンは3,000rpmで最高出力15馬力を発揮します。ボア×ストロークは56.0×76.0です。

 ちなみに、このスリーホイーラーはBMW公式にはFRとなっているのですが、FRと言われればそうとも見えるけど、MRでも良いようなそうでもないような、そんなFRに見えてしまいます。

堺市による車両説明

 堺市が平成18年に行ったヒストリックカーコレクション基礎調査報告書内における、スリーホイーラーの車両解説は次の通りとなります。

 『BMW社が手掛けた唯一の商用車で、世界に一台しか現存しないと言われている超希少車。前2輪・後1輪のスリーホイーラーと呼ばれている。エンジンはBMWのバイク用を流用していて、自動車とバイクの中間的なメカニズムが興味深い。』

BMWスリーホイーラーの中古車をお探しの方へ

 残念ながら、市場に出てくることはまずないと思われます。世界に1台しかないと言われているこの車両ですが、実際これまで何度も調べてみましたが、こちらのドイコレクション以外でスリーホイーラーの姿を見かけてこともありませんし、情報すら垣間見たことがありません。資料価値が高い完全な博物館モノです。非現実的ですが、現所有者の堺市から買い取る以外の選択肢はないと思われます。非現実的ですが。


堺市ヒストリックカーコレクション一覧へ
全博物館のBMW一覧へ
全博物館のスリーホイーラー一覧へ
  • Tweet
  • Share
  • +1
  • Hatena
  • Pocket
  • RSS
  • feedly
  • Pin it