世界に2台のスーパーカー
このジオット・キャスピタは世界に2台しか生産されていませんが、どちらもそれぞれで展示されているのは非常に幸運なことと言えます。日本自動車博物館で展示されているキャスピタが1号車で、こちら童夢のほうが2号車となります。2台が並んで展示されることはなかなかないとは思いますが、一緒に展示される姿を期待して止みません。2台の画像をあらためて確認すると、ヘッドライト形状をはじめ前後のランプ類、排気管その他に多くの違いを確認することができます。
エンジンも違う2台のキャスピタ
デザインだけでなく、1号車と2号車とで最も異なるポイントといえば、搭載エンジンにあります。1号車はスバルによる水平対向12気筒エンジンを搭載する一方、2号車は英国のレーシングエンジンメーカーであるジャッド製V10エンジンを積んでいます。2号車は童夢が管理するだけあって今でもちょっと準備すれば全開走行できるようなので、いつかどこかのイベントで全開走行を拝めるかもしれません。