自動車博物館巡り

【魔方陣のブガッティEB110を見に行こう!】
  • 博物館から選ぶ
    • ツカハラミュージアム
    • 那須クラシックカー博物館
    • 那須PSガレージ
    • サーキットの狼ミュージアム
    • ホンダコレクションホール
    • 魔方陣スーパーカーミュージアム
    • 伊香保おもちゃと人形 自動車博物館
    • 日本自動車博物館
    • ワクイミュージアム
    • メガウェブ・ヒストリーガレージ
    • ヤナセ世田谷ミュージアムスペース
    • 警察博物館
    • 消防博物館
    • 日野オートプラザ
    • 「食と農」の博物館
    • 日産ヘリテージコレクション
    • 河口湖自動車博物館
    • ヤマハ・コミュニケーションプラザ
    • スズキ歴史館
    • トヨタ博物館
    • 三菱オートギャラリー
    • 童夢エントランスホール
    • ヤンマーミュージアム
    • ジーライオンミュージアム
    • 堺市ヒストリックカーコレクション
    • マツダミュージアム
    • 福山自動車時計博物館
    • 日本の名車歴史館
    • 九州自動車歴史館
  • 期間限定イベントから選ぶ
    • アウトガレリアルーチェ
    • サステイナブルZoom-Zoomフォーラム
    • 東京モーターショー
2016
17
Sep
【魔方陣のブガッティEB110を見に行こう!】

はじめに

 魔方陣スーパーカーミュージアムにある1994年式のブガッティのEB110です。私がこれまで足を運んだ日本国内の自動車博物館の中で、ブガッティのEB110が展示されてあるのは魔方陣スーパーカーミュージアムだけでした。

 しかも、ここは車両の周囲に柵もないので、好きなだけ近づいて鑑賞することができます。ブガッティといえば馬蹄型のラジエーターグリルが伝統とされており、このEB110にも馬蹄型デザインのグリルが確認できますが、もはや無くても良いくらいの無理やりな小ささなので、間近に見れば見るほどかえってチャーミングに思えます。訪れる方は是非この馬蹄も間近に楽しんでください。ヴェイロンの馬蹄グリルを見慣れてしまっているとなおさら、EB110の馬蹄は愛嬌満点です。

偉大なエットーレ・ブガッティ

 創業者エットーレ・ブガッティ(Ettore Bugatti)の頭文字”EB”と、エットーレ・ブガッティの生誕110周年記念で作られた”110″を合わせての「EB110」というネーミングですが、ブガッティ社の創業110周年ではなくエットーレ・ブガッティの生誕110年というところに、エットーレ・ブガッティの偉大さが垣間見えます。

 また、1960年代ならともかく、90年代の市販車で3.5リッターしかない12気筒というのは、どういう設計思想があったのだろうかと想像を膨らませてしまいます。1991年にフランスのラ・デファンスでEB110がお披露目された際、肝心の価格については「ディアブロよりは高価です。投資目的ではなく、本当に乗って楽しもうと買ってくださる方にだけ、直接お答えします」と価格をオープンにしませんでした。しかし、ディアブロを引き合いに出したことから、ガンディーニとの不和があったにせよ、ディアブロがライバルの1つであったことは間違いありません。初代ディアブロは5.7リッターのV12エンジンです。テスタロッサは5リッターV12ですし、こうなるとEB110の高回転型3.5リッターV12に最も近いのは、当時のF1の3.5リッターNA12気筒かなとすら感じます。
 という具合に、車両を間近に見ていると、次から次へと想像がかき立てられるEB110です。

ブガッティの中古車をお探しの方へ

 ブガッティの新車ではなく中古車となると、グーネットやカーセンサーのようなオープンな中古車サイトでも常に何かは販売されています。2017年4月時点ではEB110は確認できませんでしたが、1926年式のタイプ35が販売されています。

 また、ビンゴスポーツのような特殊なショップもグーネットやカーセンサーで販売しており、今はソールドアウトとなってヴェイロンも掲載していました。

 ブガッティのような価格帯の中古車でも一度、グーネットやカーセンサーをご確認いただければと思います。


魔方陣スーパーカーミュージアム一覧へ
全博物館のブガッティ一覧へ
全博物館のEB110一覧へ
powered by

  • Tweet
  • Share
  • +1
  • Hatena
  • Pocket
  • RSS
  • feedly
  • Pin it
Copyright ©  自動車博物館巡り All Rights Reserved.
2016
17
Sep

【魔方陣のブガッティEB110を見に行こう!】

はじめに

 魔方陣スーパーカーミュージアムにある1994年式のブガッティのEB110です。私がこれまで足を運んだ日本国内の自動車博物館の中で、ブガッティのEB110が展示されてあるのは魔方陣スーパーカーミュージアムだけでした。

 しかも、ここは車両の周囲に柵もないので、好きなだけ近づいて鑑賞することができます。ブガッティといえば馬蹄型のラジエーターグリルが伝統とされており、このEB110にも馬蹄型デザインのグリルが確認できますが、もはや無くても良いくらいの無理やりな小ささなので、間近に見れば見るほどかえってチャーミングに思えます。訪れる方は是非この馬蹄も間近に楽しんでください。ヴェイロンの馬蹄グリルを見慣れてしまっているとなおさら、EB110の馬蹄は愛嬌満点です。

偉大なエットーレ・ブガッティ

 創業者エットーレ・ブガッティ(Ettore Bugatti)の頭文字”EB”と、エットーレ・ブガッティの生誕110周年記念で作られた”110″を合わせての「EB110」というネーミングですが、ブガッティ社の創業110周年ではなくエットーレ・ブガッティの生誕110年というところに、エットーレ・ブガッティの偉大さが垣間見えます。

 また、1960年代ならともかく、90年代の市販車で3.5リッターしかない12気筒というのは、どういう設計思想があったのだろうかと想像を膨らませてしまいます。1991年にフランスのラ・デファンスでEB110がお披露目された際、肝心の価格については「ディアブロよりは高価です。投資目的ではなく、本当に乗って楽しもうと買ってくださる方にだけ、直接お答えします」と価格をオープンにしませんでした。しかし、ディアブロを引き合いに出したことから、ガンディーニとの不和があったにせよ、ディアブロがライバルの1つであったことは間違いありません。初代ディアブロは5.7リッターのV12エンジンです。テスタロッサは5リッターV12ですし、こうなるとEB110の高回転型3.5リッターV12に最も近いのは、当時のF1の3.5リッターNA12気筒かなとすら感じます。
 という具合に、車両を間近に見ていると、次から次へと想像がかき立てられるEB110です。

ブガッティの中古車をお探しの方へ

 ブガッティの新車ではなく中古車となると、グーネットやカーセンサーのようなオープンな中古車サイトでも常に何かは販売されています。2017年4月時点ではEB110は確認できませんでしたが、1926年式のタイプ35が販売されています。

 また、ビンゴスポーツのような特殊なショップもグーネットやカーセンサーで販売しており、今はソールドアウトとなってヴェイロンも掲載していました。

 ブガッティのような価格帯の中古車でも一度、グーネットやカーセンサーをご確認いただければと思います。


魔方陣スーパーカーミュージアム一覧へ
全博物館のブガッティ一覧へ
全博物館のEB110一覧へ
powered by

  • Tweet
  • Share
  • +1
  • Hatena
  • Pocket
  • RSS
  • feedly
  • Pin it